マンション建設をスムーズに進めるために大切な近隣対策とは

マンション建設の近隣対策打ち合わせ画像 近隣ケーススタディ

近隣対策のせいで本業がおろそかな人マンションデべの担当者さん「毎回同じことの繰り返しかと思って安心してると、猛烈な近隣住民が出てくるよね・・・。もう疲れたから外注さんにお任せしたいよ。」

こんな悩みに応えます。

 

マンション建設に伴って、行政の指示に従い近隣住民の皆さんへの説明業務のほか、説明会開催、報告用資料の作成などたくさんやらなければいけないことがありますよね。

高い建物の場合、説明範囲もそれだけ広くなりますので多くの時間を割かなければいけないことになります。今回はそんなマンション建設の近隣対策をスムーズに進めるためのノウハウについてお話していきたいと思います。

 

本記事の内容

・マンション建設の近隣対策はいつから始めるのがベスト?
・マンション建設の近隣対策で特に注意した方がいいこと
・近隣対策を外注したいときはいくらくらいが目安になる?


はぁ・・・疲れる。

マンション建設の近隣対策は具体的にいつから始める?

マンション建設 近隣対策はとにかく早い段階から

近隣対策の業務の中で、住民の皆さんから一番嫌われるのが「工事説明が直前にされること」です。

 

行政指導の下、3回の近隣説明をすることは大事なのですが、

「直前にパパっとして終了」

としてしまうところも多く、反対運動に発展してしまうケースでも近隣住民の方からこのような初動の遅れを指摘される場合が非常に多いです。

 

近隣住民の側からすると、

  • なんでもっと早く説明に来ないのか?
  • 何か来れないワケがあったのではないか?
  • 事業主側の誠意を感じられない

などなど、着工まで間がない近隣対策は、住民との「信頼関係」よりも「不信感」の方が強くなるという非常にマズいことが起こる可能性があります。

中高層マンションに反対をされたケース

この物件には、説明範囲に「不動産屋さん」が含まれていたケースでした。

そこのオーナーさんの言い分は、

「おたくら建物を建てるのには反対しないが、うちも“いつかは”中高層マンションをここに建てるかも知れないので、おたくらの物件販売の際には、もし不動産屋さんがマンションを建てることになった場合は、“一切文句を言いません”等の内容を重要事項説明に含めて契約して欲しい」

との要望がありました。

 

もちろん、実際にマンション建設を計画中であれば、眺望や日影に影響しますので、説明が必要になると思いますが、このケースの場合は全くの「白紙状態」。

用途地域的にも「お互い」中高層建物を建てられるエリアですので、物件購入のときに周りに建物がなくてもいずれ建物が建つ可能性のある地域ですが、今回の場合は・・・

「先に建物を建てられるのが嫌」

という主観的な考えで、こんなことをおっしゃっていたと思われます。

 

事実、「現状で完成していない建物に対してそういった契約を押し付けることはできない」と説明申し上げたあとには、ご丁寧に「建設反対ののぼり」をお立てになられました。(苦笑)

 

こういったケースの近隣対応については「早くてもあまり意味がないんじゃないの?」と思われがちですが、実はそんなことはありません。

 

「100%問題が起きない現場はない」という立場で近隣対策というものを考えれば「問題点はできるだけ早く察知できる方がいい」ということになります。

 

その方が、対策を練る時間もできますし、何度も訪問して理解を得られるように努力する時間も作れます。

ということで「マンション建設の近隣対策はとにかく早い段階からが大切」です。

マンション建設は説明範囲が広い~注意すべき点は?

マンション建設の近隣対策は周辺の物件所有者に注意

説明範囲の近隣住民が、賃貸マンションなどにお住まいの賃借人ばかりでも、その物件には必ずオーナー様がいますので説明の手は抜けません。

 

自分の物件近くに中高層マンションが建つとなれば、入居率にも影響が及びますので、当然のことながら強く反対されることもあります。遠隔に住むオーナー様は直接お会いする機会も少ないことからもっと丁寧な説明が必要で、できれば説明会の前段階でお会いしてしっかりと説明しておくことが大事です。

 

マンション建設の近隣説明はもともと対象範囲の説明戸数も多く、個別の要望に細かく対応しようと思うと日数が少ない場合はどうしても丁寧さがおろそかになってしまうことになります。

賃貸物件にもオーナーさんがいますので、説明の際はご注意を。もし、分譲マンションだらけの場合ならさらに時間が必要ですね。

マンション建設の近隣対策を外注したらいくら掛かる?

マンション建設の近隣対策は外注もアリアリ

マンション建設の近隣説明範囲は物件の高さによって変動しますが、1Hでも2Hでも物件周辺にマンション等が立ち並んでいると対象人数もかなり多くなる場合が多く、リスト作成や資料配布、個別訪問などでかなりの時間を使うことになります。

実際に都内でマンションを建設する際には、説明範囲の世帯数が数百件~一千件近い場合も多く、登記簿謄本の取得など権利関係を調べるだけでも1週間くらい掛かります。

 

同時に対象エリアの住民をリスト化していきますが、資料配布・説明会の案内(ポスティング)を2~3回足で行えば、合計で軽く10日は潰れちゃいますよね。

わんこ君
わんこ君

でも近隣対策の外注費って高いんじゃない?

確かにこれだけの業務量になりますと、格安といえどもそれなりに費用はかかります。

 

業務を全く知らない素人さんに頼めば少しは安くなるかも知れませんが、そんなことをしてもデメリットが大きいだけですもんね。
 

近隣対策はスピード感も大事、メンタルも大事、頼む人も大事です( `ー´)ノ

コメント