
マンションデべの担当者さん「うわぁぁぁぁぁぁぁ!変なところから建設差し止めの仮処分申請がだされたぁ~。って、またかよ。もういい加減近隣対策を外注したい…。」
こんな悩みに応えます。
今回は福岡県で起こった反対運動について概要を抑えつつ、近隣対策をどのように行えばよかったかについても考えていきたいと思います。
✔本記事の内容
・なぜ、このような紛争がなくならないのか?
中高層は近隣トラブルが結構多い!
福岡県の高級住宅地で起こった近隣紛争

自分のことしか考えない一部の地域住民のために近隣対策が必要な場合もある
福岡県福岡市の九州電力記念体育館跡地に建設予定だった高層マンションの工事をめぐり、近くのマンションに住む一部住民8名が、この高層マンションの建設中止を求めて福岡地裁に仮処分を申請したことがニュース等で報じられました。
申し立てによると、住民は現在居住する13階建てのマンションを購入する際に、販売元の大手住宅メーカーから九電記念体育館跡地に22階のマンションが建設されることを明確に告げられていなかったことで、「窓やバルコニーからの眺望権やプライバシーが侵害される」としているようです・・・。

この人たちはどこに住んでて文句言ってるの?

この文面を読むと、おそらくマンションの高層階のようですが…。

まだ戸建てに住んでおられる人の意見ならわかるけどさぁ?

確かに。こちらの13階建てマンションが建つ時も、近隣住民の方はいろいろ思うところがあったでしょう。

眺望権?プライバシー侵害?これがまかり通るなら、近隣の戸建て住宅からあなた方も訴えられるでしょうね~。

もう、そこらへんでやめて差し上げて。(笑)
今回のようなケースの紛争は昔からとにかく多いわけですが、報道されている内容だけでみると、物件購入時の重説(重要事項説明)が「不足していた」という指摘が「意図的」であった場合は問題ありですが、それが理由でも跡地建設予定のマンション建設差し止めの仮処分申請を通すことは難しいでしょう。

なんでですか~!うちより高いマンションが建つって分かってたら、初めからそっちの購入を検討していたのに!!!

え?建設反対の立場じゃなかったの??
建設予定地と13階建てのマンションの位置関係まではわかりませんが、22階の高層マンションであれば、説明範囲内にあるのかも知れませんね。
訴えを起こした8名の方ですが、こんな言い方をすると悪いんですけども、このような主張をする人達はどんな近隣説明の現場にも「必ず」一定数いらっしゃいます。
この人たちは「はじめから話をこじらせようとしている場合も多い」ので、対応を間違えると地雷を踏み抜くことになることもありますが、得てしてこういった方々は自分の都合は押し付けるものの、他人の意見は聞かないという人が多いので、説明するにしても議論が堂々巡りをして一苦労なことも・・・。

でも、そういった難しさがあるから、近隣対策専門業者さんが要るんでしょ?

その通りですね。
中高層マンション建設は今回のケースが特別なわけではなく、建設予定地の広い範囲で多くの人の感情を揺さぶる事業になりますので、行政もその不満の受け口になってくれる場合もありますから、行政担当者ともしっかり連携をとって進めないと彼らの立場もなくなります。
近隣対策は、事業主様の方をしっかり見つつも近隣住民にも寄り添って、できるだけ中立の立場で事業主様の事業が円滑に進むようにご説明させていただくということが大事になってきますので。
ということで、自分のことしか考えない一部の地域住民のために建設中止の反対運動が起きることもあるので、こういったことをあらかじめ想定した近隣対策が必要な場合もあります。
今回のケースでも「憶測」ではありますが、マンション分譲時にすでに建設計画が明らかであったなら、販売会社は重要事項説明に含むべきだったのかもしれませんね。


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